【カロリア】
「ハ…ハミル……」
身体を起こしたら、目の前にハミルの顔があってドキッとする。
久しぶりに間近でハミルを見た私は、やっぱりドキドキしてる。
どうしてこんなに胸が高鳴るのか。
答えはとっくに分かってた。
ハミルが好き……。
ただ、上手く言葉に出来ないだけで。
【ハミル】
「俺のことが好きなのか?」
[【カロリア】
「………ッ」
【ハミル】
「危険だと分かっていても来てしまうほど……好きなのか?」
【カロリア】
「好きって…そんなの……。
あなたはどうなのよ……」
【ハミル】
「知りたいか?」
クスリと口元が笑ってる。だけど、瞳は笑ってない。
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